どうも、みう太(@arai_miuta)です(ΦωΦ)
コンシューマーゲームのイメージが強い任天堂も、近年はスマホアプリを数多くリリースしていて、『スーパーマリオ ラン』や『ファイアーエムブレム ヒーローズ』、サイゲームスと共同開発した『ドラガリアロスト』などなど…、気が付けばすでに6タイトルも開発されていました。
2019年9月には『マリオカート ツアー』がリリースされていて、実在する世界の都市をモチーフにしたコースが話題になっています。
ニューヨークやパリといった大都市はもちろん、日本の東京でマリオたちがレースするのはどこか感慨深いものがありますね。
※この記事は2017年5月16日に投稿した記事を再構築したものです。
マリオカートに参戦しない『不遇』なあのキャラクター
そんな『マリオカート』ですが、とはいえやっぱり本命はコンシューマー版であって、現在Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)向けに『マリオカート8 デラックス』が発売されています。
しかしこのタイトルは、2014年にWii Uで発売された『マリオカート8』のニンテンドースイッチ版であって、それから考えると5~6年に渡って新作が開発されていない事になります。
そう遠くない内に『マリオカート9』も発表されるのではないか…?と予想しているのですが、マリオカートもシリーズによって登場するキャラクターが意外と違っていて、一度プレイアブルになったもののその後のタイトルには出てこなかったり、不遇なキャラクターも少なからず存在するようです。
今回は『マリオカート9に出たら良いな』という気持ちも込めて、『マリオカートの不遇なキャラクターランキング』を考えてみようと思います!
5位:かつては主人公も務めた『ドンキーコングJr.』
今や『ドンキーコング』はマリオファミリーとしてお馴染みの存在ですが、彼とは別に『ドンキーコングJr.』という子供ゴリラのキャラクターも存在して、スーパーファミコンの『スーパーマリオカート』に参戦していました。
しかし、続編の『マリオカート64』からはドンキーコングと入れ替わってしまい、ジュニアはその後のタイトルにも登場していません。
と言うのも、そもそも『ドンキーコングJr.』のキャラクター自体が少し扱いにくくて、彼は決して『ドンキーコングの子供の頃』という訳ではなく、今の『クランキーコングの息子』がドンキーコングJr.に当たる…ハズです。
本によって『クランキーコングの息子がジュニアで、今のドンキーコングはクランキーコングの孫』だったり、『今のドンキーコングの息子がジュニア』だったりと書かれている内容にバラツキがあり、未だに設定の固まっていないキャラクターの1人でもあります。
今や知る人ぞ知るキャラクター…になってしまいましたが、ファミコンでは『ドンキーコングJr.』というその名の通り彼が主人公のゲームもあって、マリオによって檻に囚われた父親を助けに冒険します。
とはいえ、すでに本家ドンキーコングがマリオカートに参戦している以上、『マリオカート9』に再登場しても差別化するのは難しく…、今後も彼にスポットが当たるかは暗い見通しになりそうです。
4位:超重量級として花を咲かせた『ボスパックン』
ゲームキューブの『スーパーマリオ サンシャイン』にボスキャラとして初登場し、その後は『マリオカート ダブルダッシュ』でキングテレサと共にレースに参戦しました。
その見た目通り超重量級キャラであり、トップクラスの最高速度と当たりの強さから愛用していたプレイヤーも少なくないと思います。
その愛らしい…?見た目が功を奏してか、マリオカート以外にも『マリオテニス』『マリオゴルフ』『マリオストライカーズ』『マリオスタジアム』など、その後も多くのスポーツゲームに参戦を果たしました。
しかし、いずれも後の作品にはなかなか繋がらず、キングテレサが『マリオカート8 デラックス』や『マリオカート ツアー』で活躍しているのに対し、ボスパックンは『ダブルダッシュ』以降プレイアブルキャラクターに選ばれていません。
最近では『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』に『パックンフラワー』が参戦し、ボスパックンも最後の切り札で登場しているので、『マリオカート9』でも久しぶりに活躍を期待したいところです。
3位:マリオファミリーに未だ根付かない『キャサリン』
キャサリンはファミコンの『スーパーマリオUSA(夢工場ドキドキパニック)』で中ボスとして初登場し、その後『マリオテニス64』にて初プレイアブルキャラクター化、今でも様々な作品で見かけるキャラクターの1人です。
しかし、マリオファミリーとしてはワリオやドンキーコングほど根付いてもおらず、近年ではキノピコやロゼッタ、クッパJr.などが新たに台頭している中、少しずつ影が薄くなっている印象もあります。
マリオカートにおいてはゲームキューブの『ダブルダッシュ』で参戦し、『マリオカートWii』でも隠しキャラとして登場しましたが、その後の作品では残念ながらプレイアブルキャラクターではありません。
設定のブレが比較的大きいキャラクターで、『スーパーマリオRPG』や『マリオ&ルイージRPG』で敵対する事もあれば、スポーツゲームではヨッシーと仲が良かったり、ピーチやデイジーと共に『女性レース協会』に所属していたり…、出番の多いわりに設定が固まっていないのも気になるところです。
当初は『オカマの面白いキャラクター』というイメージだったのかもしれませんが、今は同性愛やトランスジェンダーに対する意識も高まっているので、ネタとして扱いにくくなった側面も考えられると思います。
その為、近年では『オカマ』ではなく正式に『女性』として扱う事も少なくありません。
2位:なぜかマリオカート8にいなかった『ディディーコング』
ドンキーコングの相棒として『スーパードンキーコング』に初登場し、今や『大乱闘スマッシュブラザーズ』にも参戦を果たしているディディーコングですが、意外とマリオカートには出番が少なく、『マリオカート8』でも使う事ができませんでした。
知名度が十分あるにも関わらず、過去作はキャサリンと同じく『マリオカート ダブルダッシュ』と『マリオカートWii』のみ参戦であり、『マリオカート8 デラックス』でもカロンやキングテレサが復活を果たす中でディディーコングが選ばれなかったのは確かに不遇…かもしれません。
スポーツゲームであれば『マリオテニス』『マリオゴルフ』『マリオスタジアム』などにも登場しているのですが、どうしても『マリオファミリー』と言うより『ドンキーコングファミリー』のイメージが強いのか、メンバーに選ばれない事も少なからずあるようです。
前提としてまずドンキーコングが参戦して、その上でディディーコングを出すか…というワンクッション必要になるのが、微妙に不遇な原因になっているようにも思えます。
ニンテンドー64の頃は『ディディーコング レーシング』という彼が主人公のレースゲームもあったので、本来はマリオカートでももっと活躍していてもおかしくないポテンシャルは秘めていそうです。
1位:華のなさが理由で差し替えられた『カメック』
あくまで個人の見解ですが、マリオカート不遇ランキング、圧倒的な大差で1位は『カメック』に決定しました!
不遇も何も『マリオカートにカメックは関係ないのでは?』と、お思いの方もいるかもしれません。
確かにマリオカートシリーズにカメックは参戦していません…が、実は『マリオカート64』では当初カメックが参戦する予定であり、開発中の画面でもキャラクターセレクトにカメックが用意されています。
カメックには専用のスプライトも用意され、ある程度の開発も進んでいたのですが、なんと『華が無い』という無慈悲な理由でドンキーコングに差し替えられてしまい、その後のシリーズにも参戦を果たせない非常に残念なキャラクターになっています。
マリオカート64に登場したキャラクターはその後のシリーズでも活躍をしているので、ドンキーコングJr.のような特殊なケースでない限り、カメックもマリオカート64で参戦が叶っていれば、今後の活躍も違ってきたのかもしれません。
この『カメックが開発中だった』という話は今でもネットに情報が残っていますが、そこまで詳細に書かれた記事は見つかりませんでした。
ただ私は、昔買ったボンボンコミックスの『スーパーマリオ』の単行本にこのカメックに関するコラムが載っていた覚えがあります。
さすがに当時のコミックはもう手元に残っていないので確かな事は言えないのですが…、ニンテンドースイッチの『マリオテニス エース』ではついにカメックもプレイアブルキャラクターとなったので、この勢いでマリオカートに参戦する可能性も…もしかしたら意外と高いのかもしれません。
新しいスターを押しのけてマリオカート9に返り咲くか
マリオカートシリーズに参戦したキャラクターはなかなか幅が広くて、他にも『パタパタ』や『ハナチャン』、『ファンキーコング』などは1作品にしか登場していないのですが、今回はちょっとした理由で今後の参戦が難しそうだったり、知名度の割にあまり活躍できていないキャラクターを主に取り上げてみました。
『マリオカート9』がいつ発売されるかはまだ分かりませんが、もし機会があるのならこういった不遇なキャラクターもまた活躍させてほしいところです。
ただ、近年は『クッパJr.』や『ほねクッパ』といった新しい敵キャラクターに、『キノピコ』『ロゼッタ』といったニューヒロイン、スマホアプリの『マリオカート ツアー』では『ポリーン』までレースに参加しているため、話題のキャラクターが増えれば増えるだけ『カメック』などにスポットが当たりにくい一面もあり…、彼らを押しのけて復活を遂げられるかはちょっと難しそう…かもしれません。
とはいえ、マリオカートは毎回ちょっとずつ予想外なキャラクターがプレイアブルになっているので、敢えて今こそ登場すれば思いのほか話題にもなりそうだと思います。