どうも、みう太(@arai_miuta)です(ΦωΦ)
PS5やXbox SeriesXなどの次世代ハードが話題になっている今日この頃ですが、私は『スーパーロボット大戦』の動画を見たら自分でもやりたくなってきて、最近ではPS3を引っ張り出してきて遊んでいます。
PS5などのプレゼン映像でもそのグラフィックの進化には驚きましたが、PS3世代でもまだ遊べていない面白いゲームは色々とあるので、これからもたまにはPS3で遊ぼうかな…と考えているところです。
もしも任天堂が『スパロボ』を出したら…?
そんな私が個人的にハマっている『スーパーロボット大戦』ですが、『天元突破グレンラガン』や『ユニコーンガンダム』くらいしかロボットアニメを見ていなかった私でも、派手な戦闘アニメーションの演出もあってとても楽しく遊んでいます。
ガンダムやマジンガーZ、ゲッターロボなどお馴染みの作品から、『翠星のガルガンティア』や『トップをねらえ2!』といった詳しくなければあまり聞いたことのない作品まで幅広く参戦していますが、いずれにせよアニメの枠を超えたクロスオーバーが最大の特徴です。
しかし、ロボットといえば出てくるのはアニメだけでなく、様々なゲームにも登場しています。
そこで今回は『もし任天堂のスーパーロボット大戦が出たら…』という考えで、色々な任天堂のロボットを紹介してみようと思います!
スターフォックスを代表する戦闘機『アーウィン』
まず任天堂のゲームに登場するロボットといえば、『スターフォックス』シリーズの高性能全領域戦闘機『アーウィン』ではないかと思います。
青と白のスマートな見た目通り機動力に優れていて、宙返りやローリングといったアクロバティックな動きも可能な上に、重力のある惑星から宇宙空間まで…非常に幅広い環境に適応しているのも特徴です。
武装は機首に一門、主翼の付け根に二門備え付けられているレーザー砲と、広範囲に爆発を起こす『スマートボム』があって、まさしく『高性能全領域戦闘機』と呼ぶにふさわしい能力を兼ね備えています。
また、アーウィンは空や宇宙を飛行するだけでなく、Wii Uの『スターフォックス ゼロ』から歩行型の地上戦闘形態『ウォーカー』にも変形が可能になって、基地や建造物への侵入、調査もできるようになりました。
しかし一方で耐久力はそこまで高くはなく、翼が破損するとレーザー砲が使えなくなる上に運動性能も低下し、『ウイングジャイロ』などの修理アイテムを取らなくては修復もできません。
スターフォックスにはアーウィンだけでなく地対空戦車である『ランドマスター』やジャンク品から作られた潜水艦『ブルーマリン』、スターフォックスの宇宙艦『グレートフォックス』、ライバルであるウルフの搭乗する『ウルフェン』などなど…このタイトルだけでも数多くの機体が出てきます。
DSの『スターフォックスコマンド』ではフォックスは『アーウィン2』、ファルコは『スカイクロー』といったようにパイロットごとにカスタマイズもされていて、それらを見比べてみるだけでも面白いかと思います。
メタナイトの有する大型戦艦『戦艦ハルバード』
任天堂のゲームはファンタジーな世界観を持ったタイトルが多いですが、それでも意外とロボットに関連したものは多く、例えば『星のカービィ』シリーズの『戦艦ハルバード』もそれに当てはまります。
ハルバードは堕落したプププランドを変えるためにメタナイトが造った戦艦で、2連主砲やビームキャノンなどの武装を持っており、また艦内には『ヘビーロブスター』などの機動兵器まで搭載していました。
動力源が無数のウィリーなのは少し不安を覚えますが…、動力炉であるリアクターは反射レーザー以外の攻撃を受け付けない頑強さを持っていて、大型戦艦の名に恥じない能力を備えています。
その大きさから機動力や小回りは少し劣りますが、主砲の破壊力はかなりのものであり、プププランドの中でも巨大な生物である『ダイナブレイド』を撃墜するほどのパワーを持っているようです。
それだけ強力な武装を整えた戦艦であるハズなのですが…、『星のカービィ スーパーデラックス』ではカービィ1人に両翼と動力を破壊されてしまい、あえなく海に墜落してしまったので、そういった意味ではあまりスペックに見合った活躍はできていないのかもしれません。
むしろ墜落しても後の作品で復活しているように、その修理・再建のしやすさの方が強み…とも考えられそうです。
シーカー族の技術が詰まった巨大兵器『神獣』
『ゼルダの伝説』シリーズもまさしく剣と魔法のファンタジー…といった世界観ですが、決して機械に関する要素がないわけではありません。
例えばニンテンドースイッチで発売された『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』では、1万年前に厄災ガノンに対抗するために造られた4体の『神獣』が存在していて、ストーリーを進める上で印象に残っている方も多いと思います。
スパロボは主に地・空・海・宇宙の4つのフィールドに分かれていますが、神獣もデスマウンテンの火口付近を移動していた『ヴァ・ルーダニア』、ゲルド地方の砂漠を歩きながら落雷を発生させていた『ヴァ・ナボリス』、潜水による水中移動も可能な『ヴァ・ルッタ』、大型の鳥のような形で大空を飛び続ける『ヴァ・メド―』とそれぞれ得意な地形が分かれていて、ある意味ではスパロボに最適…な気もしてきます。
かの厄災ガノンに対抗するために造られただけあってそのパワーはすさまじく、1万年経っても機能に狂いのない耐久性や、対ガノンを想定した大出力のレーザー砲など性能は申し分ありません。
また、純粋な戦闘能力だけでなく、ヴァ・ルーダニアは背中から偵察用のガーディアン『プルペラ』を発射したり、象をかたどったヴァ・ルッタは鼻から無限に水を放出したり…、様々な特殊能力を備えているのもポイントです。
唯一の欠点はかつてのシーカー族の技術を結集して作られた大型兵器なので修理や改修できる人がほぼ存在せず、また使役するにもそれこそ『ミファー』や『ダルケル』のような英傑ではなければ難しいので、動かすことそのもののハードルも非常に高くなっています。
陸も走れて空も飛べる『ニンテンドーラボ ロボット』
2018年4月に任天堂から『ニンテンドーラボ』というゲームが発売されましたが、ダンボールを利用した工作要素は『遊ぶ楽しさ』だけでなく『作る楽しさ』も大きな話題になりました。
中でもVol.2にあたる『ロボットキット』は19枚にも及ぶダンボールシートが封入されていて、かなり本格的なToy-Conを作ることができます。
完成したロボットキットはリュックのように背負って使うのですが、これを装着して手足を動かすと実際にゲーム画面のロボットも動く…という仕組みです。
このロボットはまさしく『スーパーロボット』と呼ぶのにふさわしく、強力なパンチで大きな建物や障害物を破壊したり、地響きで回りの小さなものを弾き飛ばしたり…、かなりパワフルな動きを楽しめます。
更に地上では車モードに変形して高速移動しながらビームを撃ったり、背中についたジェットで空を飛びながら周りを見渡したりと様々な機能が備えられていて、あらゆる状況に対応できる柔軟性もあるようです。
スパロボは高い回避率で攻撃を避けながら戦う『リアル系』と、高い装甲やHPで相手の攻撃を耐えて反撃する『スーパー系』に分けられているのですが、ニンテンドーラボのロボットは見るからに頑丈な装甲が特徴なので、そういったパラメータが再現されていると面白いかもしれません。
また、スパロボでは気力を一定以上にするとマシンが変形・パワーアップすることがあるのですが、ニンテンドーラボのロボットも原作で条件を満たすと巨大化できるので、他のロボットにも負けないポテンシャルはしっかりと秘めていそうです。
ファミコン時代に生まれた本格ロボット『メタルスレイダー』
これまでは比較的新しいタイトルに登場しているロボットを挙げてきましたが、ファミコン時代に発売されたロボットゲームも意外と少なくありません。
『メタルスレイダーグローリー』は1991年に発売されたファミコンソフトですが、開発は『星のカービィ』で知られるHAL研究所であり、本格的なSFのアドベンチャーゲームとして今でも根強いファンがいるタイトルです、
主人公の『日向 忠』は女好きな性格ですが機械の扱いに秀でていて、作業用重機『メタルギアーム』などの作業代行を専業としていたのですが、手元に届いた1機の『メタルスレイダー』に忠が搭乗したところ、地球の危機を知らせる謎のメッセージを受け取る…というストーリになっています。
メタルスレイダーは作業用ロボットのメタルギアームを戦闘に転用したものですが、忠の元に届いたのは『グローリー』という特別な試作機で、すべてのメタルスレイダーの中でも最高の性能を誇っています。
高さは16m程度で、いわゆるガンダムと同程度の標準的なサイズのロボットですが、ビームガンやレーザーウィップなどの武装は備えていて、地上だけでなく宇宙での活動も問題ありません。
また、この『グローリー』は主人公専用の機体になっていますが、他にも『オネイルマーム』や『ファウン』など様々な量産機も存在するので、それら色々なメタルスレイダーが出てくるとまた面白そうです。
なお、本作は2000年にリメイク版『メタルスレイダーグローリー ディレクターズカット』がスーパーファミコンが発売されていて、現在Wii Uのバーチャルコンソールから遊ぶこともできます。
様々なタイプのある汎用人型機動兵器『ドール』
任天堂の子会社であるモノリスソフトが開発したRPG『ゼノブレイド』シリーズも今や人気作ですが、これもファンタジーをベースにしながら『機神兵』を始めとして意外と機械の要素が多く含まれていました。
中でも2015年にWii Uで発売された『ゼノブレイドクロス』はその傾向が強く、『ドール』と呼ばれる人型機動兵器に乗り込んで操作できるのは他のゼノブレイドシリーズにない要素です。
ドールは全高10m程度でロボットの中ではそこまで大きくありませんが、『ビークル』という走行形態への変形だけでなく、地上、水中、宇宙でも活動できる汎用性を兼ね備えています。
またドールは種類も豊富で、地球製でもっとも安価なタイプの『Formula』や燃料の搭載量に優れたヘビィタイプの『Amdusias』、地球人と敵対する組織『グロウス』の開発する『クムーバ』や『カルドラ』、更にどちらにも属さない規格外のドール『ウィータ』などなど…、その種類は多岐にわたっています。
武装は近距離用の武器と遠距離用の武器を最初から装備していて、更に背部、肩部、腰部、手甲部などにもサブウェポンを搭載できるので、合計10個ものウェポンを装備可能です。
原生生物との戦いや惑星の開拓に重宝されていましたが、汎用性が高すぎるために車のような感覚で購入してしまう人も増え、ライセンスのない状態での操縦や、ドールを用いた違法行為の問題などが浮き彫りになっていました。
また、破壊されたときの修理費を補填する『ドール保険』も存在するのですが、地球人全体の技術力に釣り合っていない技術が使われているともいわれており、開発にまつわるところではまだ謎が多いようです。
あったらあったで結構面白そうかも…?
というわけで今回は『私が今スパロボにハマっているから』という理由で、任天堂版スパロボがあったら…という妄想を書いてみましたが、意外とあったらあったで面白いのかも…と思いました。
任天堂の有名なロボットが使用できるだけでなく、例えば『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のガーディアンや、『ゼノブレイド』の機神兵などと戦うシミュレーションゲームと考えるとなかなか夢があるかもしれません。
逆に任天堂の顔である『スーパーマリオ』などにはなかなかロボットが出てこなかったりもするので、作品によって向き不向きがかなり分かれていますが…、刺さる人には刺さる題材にはなりそうです。
任天堂のオールスターといえば『大乱闘スマッシュブラザーズ』が真っ先に浮かびますが、こういったテーマでのオールスターゲームもいつか見てみたいと思う今日この頃です。