どうもみう太です(ΦωΦ)
突然ですけどアニメ『ポプテピピック』ってご存知でしょうか?
私は原作の時から好きで単行本も持っています。
そんなポプテピピックにはゲームに関するネタやセリフが多いのですが、それに絡めた記事を今回は書こうと思います!
一度は投げてもつい遊んでしまう中毒ゲーム
今回取り上げるのは、先週のアニメで放送された『はいクソー!二度とやらんわこんなクソゲー』というセリフについてです。
このセリフだけだとクソゲーが嫌になっているように感じますが、アニメではこのあと投げたコントローラーを拾い、もう一度再挑戦する…という流れになっています。
つまり、途中で投げ出したくなるけどそれでもつい遊んでしまうという、中毒性の高いゲームに対する反応な訳ですね。
今回はそんな『中毒性』の高い名作をいくつか紹介してみます(ΦωΦ)
※念のため追記しますが、あくまで『クソゲー』ではなく『もう一度遊びたくなる』に焦点を当てていますぞ。
負けた分は勝ちたくなるスプラトゥーン
まずは知名度の高いものからいきましょう、Wii UやNintendo Switch(ニンテンドースイッチ)で発売されている『スプラトゥーン』シリーズです。
オンラインで4対4の対戦が醍醐味なゲームですが、1回のバトルは3分~5分程度で終わるので、短い時間で手軽にバトルを楽しめるのが大きな特徴になっています。
豊富なブキやステージ、ルールが用意されているので長期間に渡って楽しめますが、4人チームという特性はランダムに選ばれる仲間に依存する要素も強く、時にはチームのバランスが悪くて勝ちに結びつかなかったり、1人1人の能力が秀でていても統率が取れずに崩れてしまったり…、思い通りの試合運びが出来ない事も多々あります。
時には自分でも信じられないほどの連敗を記録する事もあり、せっかく上がったウデマエがあっという間に下がった時には気持ちも折れてしまいます…。
しかしゲームとして楽しいのも事実で、次の日には何とかウデマエを取り戻そうともう一度バトルに臨む、そんなプレイヤーも多いのではないでしょうか?
因みに私は最近絶不調で、S+だったガチエリア、ガチヤグラ、ガチホコ、すべて今はA+まで落ちました。
本当につらいです(ΦωΦ)
やり直しにもへこたれない風来のシレン
いわゆる『ローグライク』というジャンルを確率させた『不思議なダンジョン』シリーズの筆頭、『風来のシレン』も投げ出したくなるゲームかもしれません。
風来のシレンにはいくつかのダンジョンが用意されていますが、いずれもレベルは1から始まり、アイテムも基本的におにぎり1個から始まります。
ダンジョンの中で強力なアイテムや武器を拾ったり、レベルやお金を稼いだりする楽しみもありますが、もし途中で力尽きてしまった場合はダンジョンから追い出され、すべてがまた最初からやり直し…と心を折りに来ます。
そして時には回避できない罠を踏んでそのまま死んでしまったり、出会いがしらの敵の特殊能力でなす術が無くなったり…、理不尽な『アンラッキー』で水の泡に帰す事も珍しくありません。
せっかく集めたものがすべて消えてしまうというのは子供心には厳しいですが、理不尽も含め毎回何が起こるか分からないのが楽しさであり、今もなお遊び続けるユーザーの多い作品です。
私はテーブルマウンテンのタイムアタックは自己ベスト24分くらいです(ΦωΦ)
思い通りに飛ばないポケモンピンボール
ゲームボーイで発売されたスピンオフ作品、『ポケモンピンボール』は個人的に特に印象に残っている中毒ゲームです。
シンプルなピンボールにポケモンの要素が合わさったタイトルですが、本家と同じように『ポケモンを捕まえる』要素が用意されており、何度も繰り返し遊ぶ楽しさがあります。
ポケモンを捕まえるには特定の条件を満たして『GETモード』に移行し、中央に現れるポケモンにボールを3回ぶつける必要があるのですが…、やっぱりピンボールなので思った所に飛ばせないんですよね。
ポケモンに当てるつもりで弾いているのに外側に飛んでしまったり、そのまま左右の隙間に落ちてミスになってしまったり、思い通りにいかずに苛立つ事も少なくありません。
本格的なピンボールに比べれば十分優しい調整にはなっているのですが、それでもせっかく出てきた珍しいポケモンを捕まえられなかった時はつい投げ出したくなってしまいます。
しかしシンプルなピンボールだからこそ、また遊びたくなってしまう魅力も持っている作品です。
F.O.Eが恐ろしい世界樹の迷宮
アトラスがニンテンドーDSや3DSで展開している『世界樹の迷宮』シリーズも、プレイヤーが適応しなければ投げ出してしまう可能性の高いゲームだと思います。
(個人的には2の印象が強いので、それ基準で紹介しますね。)
ゲームとしては迷路のようなダンジョンをマッピングしながら探索し、敵とエンカウントしたら戦闘するというポピュラーなものですが…、何より特徴的なのは出てくる敵が非常に強い事です。
こちらのレベルや装備が整っていない時は通常のモンスター相手でも苦戦しますし、パーティの組み合わせによってはどうしようもない事もあり得ます。
そして最大の恐怖が『F.O.E』と呼ばれる特殊なモンスターで、通常がランダムエンカウントなのに対しF.O.Eはシンボルエンカウントなので逃げる事も出来ますが、もし捕まってしまったが最後、全滅が免れない事も珍しくありません。
ゼノブレイドのユニークモンスターみたいな感じです(ΦωΦ)
そして『世界樹の迷宮』はダンジョン探索中のセーブなど軟弱なものは用意されておらず、全滅したが最後、セーブをした街からやり直しとなります。
長時間かけたダンジョン探索がやり直しになるのは心が折れますが、それでももう一度挑みたくなる難易度とやり応えも魅力になっています。
突然の増援と死に泣くファイアーエムブレム
任天堂が展開しているシミュレーションゲームの代表格、『ファイアーエムブレム』も難しいゲームです。
特に少し昔のタイトル、具体的に言えば『ファイアーエムブレム 封印の剣』以前のシリーズは少し理不尽に感じる人もいるかもしれません。
それは敵軍の『増援』に関する事で、近年のファイアーエムブレムでは敵のターンの終わりに援軍が出てくるのに対して、昔の作品は敵のターンの最初に援軍が出てくるので、思いがけない場所に現れた敵にいきなり攻撃される事もままあります。
砦や階段が配置されていて『いかにも増援が出そう』と分かる事もありますが、マップによっては何の変哲もない場所から敵が現れる事もあり、これで万が一にも大切な仲間が死んでしまったら理不尽とも思えてしまいます。
一度死んでしまった仲間は基本的に蘇らせる事が出来ないので、割り切って乗り越えて進むか、そのマップを最初からやり直すかの決断が必要になります。
1つのマップでもある程度の時間がかかるので、やり直しにもそれなりの気力を要しますが…、そのやり直しに踏み切らせる程の楽しさがあるのも間違いなく、『取り返しがつかない』というスリルを楽しんでいる方も多いのではないかと思います。
難しい、なのに遊びたくなる
ついもう一度遊びたくなるゲームをいくつか紹介しましたが、共通するのは『難易度の高さ』かもしれません。
スプラトゥーンは少し方向が違いますが、いずれも一筋縄でクリア出来ないのが特徴であり、『やり直してでも遊びたい』という魅力を持っています。
『近年のゲームは昔に比べて簡単』と比較される事もありますが、基本的に難しいゲームは多くのユーザーに嫌厭されますし、『難しさ』と『面白さ』を両立させるのは簡単ではありません。
しっかりとゲームに面白さが練り込まれているからこそ、『投げ出してしまうほどの難しさ』も次のプレイに繋がっているのかもしれません(ΦωΦ)