どうもみう太です(ΦωΦ)
なんか最近ブログが重くなってきて、何とか軽く出来ないかなーと模索はしているんですが、なかなか上手くいかないものです。
画像を使いすぎているのがやっぱりいけないのかな…?
ユウガタネコではゲームの画像を多用していますが、やっぱりキャラクターのデザインも重要な要素の1つですよね。(強引に本題へ)
面白そうだけどデザインが好みじゃない…?
ファミコンやスーパーファミコンのような小さなドットの頃はともかく、近年ではキャラクターのモデルが3Dになったり、イベント毎に立ち絵が表示されたり…、キャラクターのデザインもゲームに深く関わってくるようになりました。
どうせなら格好いい青年、可愛らしい美少女、頼れる渋いオッサン…、そんな個性的なキャラクターを使いたいと思うところですが、時に『面白そうだけどデザインが…』と、パッケージの印象で自分と合わない事もあるんじゃないでしょうか?
今回はゲームは間違いなく面白いのに、キャラクターで好き嫌いが分かれていそうな名作を取り上げてみようと思います(ΦωΦ)
モノリスのアクの強さが出たバテン・カイトス
まずは私の大好きなRPGから紹介しましょう(ΦωΦ)
『バテン・カイトス』はゲームキューブで発売されたタイトルで、近年『ゼノブレイド』で注目を集めた『モノリスソフト』が開発を担当しています。
ゲームキューブではサードパーティの販売した大作RPGが『テイルズ オブ シンフォニア』など数本しかなく、まったく新しい独占タイトルという事でも期待を集めました。
世界の大陸はすべて空に浮いており、ファンタジーな世界観でありながら細かでリアルな人間の描写や、テイルズシリーズなどで知られる桜庭統さんの壮大な楽曲など、ゲーム本編の作り込みの深さも評価されています。
(ゼノブレイド2とちょっと似ているかも…?)
バトルはカードゲームとコマンドバトルを組み合わせたような独自のものであり、後半になると1戦1戦が長くなりがちという欠点もありますが、属性を意識した攻撃の組み立て方を考えたり、特定の順序でアイテムを使う事で新しいアイテムが生まれたりと、出来る事が増えてくると楽しさも増していく作りになっています。
そんな評価の高い『バテン・カイトス』ですが、リアルな世界に合わせて描かれたキャラクターはどこか絵画的で、若年層のユーザーが多かった任天堂のハードとは少し噛み合わせが悪かったのかもしれません。
ゲームとしての面白さは耳にしながらも、漫画的な『美男美女』からは外れたキャラクターデザインや、必ずしも正義を良しとしない主人公のひねくれた性格などが食わず嫌いを起こした…、という話も少なくないようです。
ただ私はバテン・カイトス3の開発を待っています(ΦωΦ)
インディー版牧場物語のStardew Valley
このブログでも度々取り上げていますけど、『牧場物語』や『テラリア』に影響を受けて開発された『Stardew Valley』も有名なタイトルかと思います。
祖父の古い牧場に移り住んだ主人公は、畑を耕して作物を作るのも良し、住人との結びつきを重視するのも良し、洞窟に入ってモンスターとのバトルに明け暮れるのも良し…、プレイヤーの思うまま自由に遊べるのが魅力です。
まだ発表されていない本家『牧場物語』の新作が待ちきれない人や、昔ながらのドットで描かれた牧場物語が好きだった人には間違いなくハマるゲームかと思います。
ところが、不満として挙がりやすい意見の1つが、ゲームに登場する住人の顔グラフィックが好みでないという点です。
元々海外で開発されたタイトルなので、日本向けのグラフィックになっていないのも当然ではあるのですが、『結婚』という目標が用意されていながら目当ての相手がいない…、という嘆きの声もあるようです。
中には可愛く描かれたキャラクターもいるのですが、そういうキャラに限ってすでに既婚者であったり、色々な意味で恋愛は悩ましい問題になるかもしれません。
Steam版では顔のグラフィックを変更するModの開発されているので、(それはそれでどうかと思うけど)気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか?
画風の変化に困惑?FE 新・暗黒竜と光の剣
任天堂の販売するシミュレーションゲームの代表作と言えば『ファイアーエムブレム』であり、これまでも様々なタイトルがリリースされています。
作品ごとに舞台や時代は異なりますが、死んでしまった仲間は蘇らないシビアなゲームバランスや、お気に入りのキャラクターを鍛える育成要素などの面白さは共通しており、年々ファンの層も拡大しているように感じます。
また、どの作品においても個性豊かなキャラクターは注目の的であり、主人公などの主要人物はもちろん、仲間に出来る傭兵や魔法使い、時には敵キャラクターにまでスポットが当たる事も少なくありません。
ファミコンで発売された初代『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』から一貫してキャラクターは美男美女が揃っており、ゲームを好む男性のみならず女性からの人気も獲得しています。
ところが、DSで発売された初代のリメイク作『ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣』ではこれまでと異なり、アニメ的なキャラクターデザインから写実的なものに変更され、これに多くのユーザーが困惑してしまいました。
イラストを担当した井塚大介さんの絵柄が悪い訳ではないのですが、リメイク元の作品がアニメ調で描かれていた事もあり、当時は作風の変化から嫌厭してしまう人もいたようです。
ゲームとしては『兵種変更』や『新しいイベント』などが追加され、原作のファンでも楽しめる作りになっているのですが、このDSで発売されたシリーズだけ遊んでない…なんて人もいるのかもしれません。
ネコ目が賛否を呼んだゼルダの伝説 風のタクト
『ゼルダの伝説』と言えば任天堂を代表するアクションアドベンチャーの1つですが、2002年にゲームキューブで発売された『風のタクト』は当初、大きく賛否の分かれるゲームでした。
ゼルダの伝説も作品によって舞台や時代が違いますが、いずれのシリーズでも主人公は『リンク』であり、緑の衣を身に着けた勇ましい青年で共通しています。
ところが、『ゼルダの伝説 風のタクト』ではグラフィックがトゥーン調に変更され、リンクも等身の低いデフォルメされたビジュアルに変更されました。
この大きな変化は発表当初議論を呼び、特に海外では『今までの格好いいリンクに戻してくれ!』という意見が噴出しました。
ゲームとしてはしっかりと『ゼルダの伝説』らしさが継承されており、面白さに非の打ちどころはないのですが、64時代のゼルダに慣れ親しんだファンは手を付けていない人もいるようです。
海外では嫌いなキャラクターとして『チンクル』と共に上位にランクインするなど風当たりが強く、後に据置ハードでは写実的なリンク、DSなど携帯ハードではトゥーン調のリンクと住み分けがなされました。
しかし一方で、特に日本ではこの可愛らしくなった世界観を好む人も多く、ここから始めてゼルダに触れた子供や女性もいる事から、必ずしも悪い印象では無かったようです。
そして魔獣島から出られなくなるんだ(ΦωΦ)
そのチンクルも主役になったけど…?
そんな海外で人気の低い『チンクル』ですが、日本ではその奇妙なキャラクターデザインが話題になり、『ゼルダの伝説 風のタクト』のデフォルメされた姿もそこまで悪い評判は付いていません。
注目の的となったチンクルは2006年にまさかの主人公へ昇格、DSにて『もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド』が発表され、『ガセじゃないか』と言われるほどの話題となりました。
妖精を夢見る35歳独身のチンクルは、『ムジュラの仮面』では写実的でリアルなデザイン、『風のタクト』では等身の縮んだ(多少は)可愛らしいデザインでしたが、この『もぎチン』ではデフォルメされた等身にリアルなオッサン顔と、ある意味究極的なデザインに昇華しています。
『キモかわいい』という文化が後押ししたからか日本では意外にプッシュされ、発売から3週間で11万本以上を販売、スピンオフ作品としてはなかなかの結果を残しました。
しかし『トゥーンリンク』ですら風当たりの強かった海外ではなお反発が強まり、欧州では発売されたものの開発者が『玉砕です』と回答、欧米に至ってはアメリカの子会社に再三お願いするも『気持ち悪いから却下』と、発売すらさせて貰えませんでした。
日本の可愛らしいアニメやイラストは今や海外でも注目を集めていますが、『スプラトゥーン』のキャラクターが日本ほど熱狂的でないように、その地域に根付いた好みの違いは今でも大きいのかもしれません。
逆に海外だとウケてたゲームもあるのかも
今思うと『バテン・カイトス』や『ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣』などは、アクの強さから遠ざける日本のファンもいましたが、逆に海外ではこっちを好むユーザーも意外と多そうな気もします。
海外ではかつて『ボンバーマン』や『ロックマン』のデザインがムキムキのマッチョだったように、日本とアメリカで共通して熱狂できるキャラクターデザインというのは本当に難しいのかもしれません。
しかしネコ目のリンクに批判が集まりながら『スポンジボブ』や『シンプソンズ』が大人気というのも、日本からするとイマイチ納得できない気もするのですが…、何が根本的な感性として違うのでしょうか(ΦωΦ)?
好みの分かれる絵柄というのはそれだけ個性の強い証拠なので、もし自分に合っていればより一層印象に残るかもしれませんね。